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バトンズで見つけた運命的な出会い
M&Aを考えた経緯・相談のきっかけ 譲渡企業の株式会社アスリート様は、行政の電子申請に対応するソフトをいち早く開発することが求められる昨今において、ひとつの選択肢としてM&Aを考える必要性を感じ始めたそうです。この業界で生き残っていくには、既存のアプリを保守しながら新しいことにも取り組んでいかなければなりません。そんな潮流に対して同社は、これまでは新しい技術を持った人を採用することで対応してきました。しかし、これから規模が大きくなって、求められるスピードがますます早くなってくると、人材採用だけでは限界があると感じるようになりました。 お客様情報 譲渡企業 譲渡企業:株式会社アスリート 業種:ビジネス向けソフトウェアの開発、インターネット・ネットワーク構築、パソコン・OA機器の販売 拠点:新潟県長岡市 売上高:5千4百万円 譲渡理由:後継者不在 譲受企業 譲受企業:ヘルムジャパン株式会社 業種:自動車関連業界向けたITサービスの開発・販売、サポート 拠点:新潟県長岡市 売上高:1.5億円 譲受理由:「新たな技術力」と「新たな顧客層」。シナジーの見込めるM&Aになると思ったため。またこれまで紡いできた意志や歴史を引き継ぎ、従業員の雇用を守ってほしいという先方社長の願いを自身の経験から叶えてあげられるだろうと思ったため。 相手企業と出会った経緯・決断の決め手 日本全国をつなぐM&Aサイトバトンズで、徒歩圏内の立地にある相手方との出会いがありました。 M&A後の社内の反応と効果 譲渡企業においては、軽自動車の車検証を取り扱っていることから、ソフトウエア・ITだけでなく自動車という部分でもシナジー効果を期待しています。 成約後の経営戦略 3社の関連会社を含めて、まずは事業の基盤をしっかり固めていく方針です。 担当者より もともと譲渡企業の社長から後継者不在の相談を受けている中で、社内承継も並行して検討していました。なかなか方向性や、相手先がみつからず、長期戦が見えてきたころに、運命的ないい出会いにより引継先がきまり、担当者としても安心しました。 -
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歴史ある企業のM&A
M&Aを考えた経緯・相談のきっかけ 弊社グループの税務顧問先である譲受企業Y社様から、後継者不在の事業の引き継ぎを考えている取引先があるとの相談を受けました。X社は歴史のある会社であり、M&Aによる事業承継を検討を当センターに相談いただきました。 お客様情報 譲渡企業 譲渡企業:X社 業種:鉄鋼物(矢板・H型鋼)の製造・加工 拠点:新潟県新潟市 売上高:5千万円~6千万円 譲渡理由:後継者不在 譲受企業 譲受企業:Y社 業種:各種鋼材の販売並びに加工 拠点:新潟県新潟市 売上高:70億 譲受理由:自社の販売付加価値の向上 相手企業と出会った経緯・決断の決め手 両者はもともとの取引先であり、取引上の関係も長いことからお互いに信頼関係は構築されていることが決め手となりました。 M&A後の社内の反応と効果 譲渡企業X社の現経営者は年齢的にまだお若く、事業の譲り渡し後も代表として残ることから現場レベルでは大きな変化はまだみられません。事務管理等については譲受企業の方針のもと徐々に業務の効率化が図られています。 成約後の経営戦略 従業員の有する加工技術は、長年の経験と扱う鉄鋼製品を熟知しているからこそ可能となるものです。そのため、従業員の現状と同条件での雇用維持とその加工技術の継承、若い従業員を一人前の職人に成長させることが最大の目的です。この技術を承継した卸売業たる承継先にとっては、鋼材の加工製品の販売といった付加価値のある製品を販売することができ、現状の事業維持とともにシナジー創出等が期待されます。 担当者より 現経営者は年齢的にまだお若いですが、後継者がいないことを危惧しておりました。歴史のある会社であるため、事業の継続を最優先にし、親族承継にこだわならい事業の承継ができたのではないでしょうか。 -
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特殊な加工技術の承継
M&Aを考えた経緯・相談のきっかけ 当センターが所属するパートナーズプロジェクトグループの税務顧問先である譲受企業Y社から、後継者不在のため廃業を考えている取引先があるとの相談を受けました。高い技術力をもつ会社であり、取引の関係維持だけでなく、雇用も守れるとのことからM&Aによる事業承継を検討を当センターに相談いただきました。 お客様情報 譲渡企業 譲渡企業:X社 業種:各種鋼材曲げ加工 拠点:新潟県新潟市 売上高:4千万円~5千万円 譲渡理由:後継者不在 譲受企業 譲受企業:Y社 業種:各種鋼材の販売並びに加工 拠点:新潟県新潟市 売上高:70億 譲受理由:自社の販売付加価値の向上 相手企業と出会った経緯・決断の決め手 両者はもともと取引先であったため、人間関係はある程度構築されておりました。あとは、どのように事業を引き継いでいくのか、従業員の理解を得るといったことを中心に話し合い、方向性が一致し決断に至りました。 M&A後の社内の反応と効果 もともと譲渡企業X社の経営者は、廃業を考えていましたが、後継者が決まったことにより、業務にのみに集中することができとてもいいシナジーを生みました。 成約後の経営戦略 譲渡企業X社は、鋼材の曲げ加工を得意としており、県内各地の金属加工業や商社より依頼を受けて加工を行っています。加工技術は完全な機械化や自動化が難しく、事業を継続するには技術を伝承していく必要があります。この技術を承継した卸売業たる承継先にとっては、鋼材の加工製品の販売といった付加価値のある製品を販売することができ、現状の事業維持とともにシナジー創出等が期待されます。 担当者より 譲渡企業X社の経営者様は、事業を引き継いでくれる企業がみつかったことにより、現場での仕事に集中され生き生きしている姿が印象的でした。また譲受企業Y社との融合もうまくいっているようでとてもいいM&Aになったと感じております。 -
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自動車販売業で生き残るため、統合によるスリム化と県内同業のシナジー効果
M&Aを考えた経緯・相談のきっかけ 今後の自動車業界において生き残るため、規模拡大を計画されていたところ、顧問税理士の紹介を受けて当センターにご相談いただきました。 お客様情報 譲渡企業 譲渡企業:X社 業種:自動車販売業 拠点:新潟県 譲渡理由:ブランド力に地力はあるも、代理店として現況規模は徐々に悪化。同一県内で提携することによる本部機能のスリム化と近隣市町村での販売展開にシナジー効果を期待して譲渡。 譲受企業 譲受企業:Y社 業種:自動車販売業 担当者より 両社ともに苦しい経営の中でしたが、提携による人材の流動化や本社機能のスリム化を行うことにより、収益体制を見直すことができました。今後は経営の安定化を期待しています。 -
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重病が発覚した社長がM&Aで思いを繋ぐ
M&Aを考えた経緯・相談のきっかけ 以前から一緒に事業をしたいと話していた経営者仲間の一人が、重い病気であることがわかりました。その方には後継者がおらず、限られた時間の中で従業員や会社を守るため、信頼関係のある長年の経営者仲間に会社を譲渡(M&A)することを決断しました。 お客様情報 譲渡企業 譲渡企業:有限会社M社 業種:卸売業 拠点:新潟県内 売上高:3億円以下 譲渡理由:代表者がご病気により継続困難・後継者不在 譲受企業 譲受企業:S部品株式会社 業種:卸売業(同業種) 拠点:新潟県内(県央地域) 売上高:10億円以上 譲受理由:既存事業強化と商圏拡大のため 相手企業と出会った経緯・決断の決め手 譲受企業は同業者団体の集まりで出会った経営者仲間です。自身の健康状態からお取引先、従業員、事業を守るために決断されました。 M&A後の社内の反応と効果 M&A後の退職者はなく、S社から2名M社へ出向し、オペレーション・組織風土の融合に努められております。 成約後の経営戦略 営業エリアの拡大に加え、新規事業の展開拠点として、人財確保・教育強化を図り、統合効果のさらなる伸張を目指されています。 担当者より 譲渡企業のオーナー様は、従業員や取引先を何よりも大切に考え、ご自身が辛い治療を続けながらも、多くの対応をしてくださった姿が非常に印象的でした。もしもの場合に備えて迅速に進める必要があったため、「じっくりと条件交渉を行うのではなく、大切な会社を守れる人に託す」という売主様の強い意思と、それを受け止めて下さる買主様の思いが繋がり、両社より即断即決でご対応いただいたこと。そして従来より信頼関係のあったお二方であったことからスピーディーなM&Aが成立しました。その後、売主様はご自身の治療に専念することができ、会社も買主様の元で成長を続けられております。このM&Aが新たなスタートとなり、両社のさらなる発展と従業員の皆様の幸せが実現されることを心より願っております。